












今は昔、急速に変わりゆく時代の中で、⾃然との繋がりを⾒失った狩猟⺠の「私」は、⾃分の分⾝とも⾔える⽜と出会う。「私」は農⺠となって⽜と共に⼤地を耕しながら、⽊、⽔、⾵、霧、⼟、⽕、万物とのつらなりをただ静かに視つめ、刻み、還るー 禅に伝わる悟りまでの道程を⼗枚の⽜の絵で表した「⼗⽜図(じゅうぎゅうず)」から着想を得て、京都・臨済宗大本山 妙心寺の僧侶各位の協力のもとに制作された、圧倒的映像美で誘う、内なる宇宙と森羅万象をめぐる旅。

ツァイ・ミンリャン作品のアイコンであり、自身も映画を監督している台湾の名優リー・カンションが、この世ならざるものの気配をまとい「⽜と出会う者」を演じ、映画『国宝』で歌舞伎役者・⼩野川万菊役で強烈な印象を残し、先ごろ文化功労者にも選ばれたダンサーの⽥中泯が禅僧として出演。音楽には、⽣前本作の企画に賛同し参加を表明していた坂本⿓⼀の楽曲を使⽤し、場所や時代を超越した世界観をさらに深く印象づけている。
「フィルム以外では映画を撮らない」と明言し、独自の映像哲学で映画制作を続ける蔦哲一朗監督。本作も全編フィルムで撮影し、⻑編劇映画の撮影としては⽇本初となる70mmフィルムも⼀部で使⽤した。⽇本・台湾・アメリカの3か国が⼿を携えた国際共同製作であり、監督の故郷・徳島県三好市をはじめとする四国各地、さらにコロナ禍の台湾でも撮影が行われた。完成まで8年を要し、想像を遥かに超える歳⽉と情熱が注がれた、壮⼤なスケールの映像詩である。




| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | シネマトーラス | 近日上映 | |
| 宮城県 | フォーラム仙台 | 近日上映 |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 東京都 | ヒューマントラストシネマ有楽町 | 2026年1月23日(金) | |
| 東京都 | 新宿K's cinema | 2026年1月23日(金) | |
| 神奈川県 | シネマリン cinemarin | 2026年1月23日(金) | |
| 神奈川県 | 川崎市アートセンター | 近日公開 | |
| 千葉県 | キネマ旬報シアター | 近日公開 | |
| 栃木県 | 小山シネマロブレ | 2026年1月23日(金) | |
| 栃木県 | 宇都宮ヒカリ座 | 2026年2月6日(金) |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 愛知県 | ミリオン座 | 2026年1月23日(金) | |
| 長野県 | 上田映劇 | 近日公開 | |
| 長野県 | 松本シネマセレクト | 近日公開 | |
| 静岡県 | シネマイーラ | 近日公開 |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 大阪府 | テアトル梅田 | 2026年1月30日(金) | |
| 兵庫県 | シネマ神戸 | 2026年1月31日(土) | |
| 京都府 | 京都シネマ | 2026年1月23日(金) |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 広島県 | サロンシネマ | 近日公開 | |
| 広島県 | シネマ尾道 | 近日公開 | |
| 岡山県 | シネまるむすび | 近日公開 | |
| 香川県 | 三豊市文化会館マリンウェーブ | 2026年1月18日(日) | 10時回、14時回 各回上映後舞台挨拶: 蔦哲一朗(本作監督) |
| 高知県 | ゴトゴトシネマ | 2026年2月7日(土) | 2月23日(月祝) 上映後舞台挨拶: 蔦哲一朗(本作監督) |
| 愛媛県 | シネマルナティック | 近日公開 | |
| 徳島県 | 池田総合体育館 メインアリーナ | 2026年12月7日(月) | 14時回 上映後舞台挨拶: 蔦哲一朗(本作監督) |
| 徳島県 | 美馬市地域交流センター(ミライズ) | 2026年2月21日(土) | 13時回 上映後舞台挨拶: 蔦哲一朗(本作監督) |
| 徳島県 | 阿波海南文化村 海南文化館 | 2026年2月22日(日) | 10時回、14時回 各回上映後舞台挨拶: 蔦哲一朗(本作監督) |
| 地域 | 劇場 | 公開日 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 福岡県 | KBCシネマ1・2 | 近日公開 | |
| 熊本県 | Denkikan | 近日公開 | |
| 沖縄県 | 桜坂劇場 | 2026年2月28日(土) |